琉球大学ジェンダー協働推進室


夏休み学童保育2013を行いました!

平成25年8月5日(月)から9日(火)の5日間、教職員と学生の仕事(学業)と生活の両立支援の一環として、「科学とアートを体験しよう!」をテーマとした夏休み学童保育を実施しました。募集定員を上回る申し込みがあり、学内における子育て支援ニーズの高さをうかがうことができました。期間中、保育士を常時4名配置し、21名の児童(保護者16名)を受け入れました。体験プログラムでは、研究室協力による与那国馬の乗馬体験と動物観察「牧童になろう!」やDNA実験、ビオトープでの生き物観察、キッズ・イングリッシュなどを実施し、どのプログラムも子どもたちがいきいきと楽しんでいる様子をみることができました。
  

短い期間ではありましたが、子どもたちは初めて会ったお友達や先生と仲良くなれることができ、コミュニケーション力をつける機会ともなったようです。また、一日の終わりにその日の体験教室で発見したことや不思議に思ったことを振り返り、「気づきのノート」に記述しました。このノートを元に、家庭でも一日の出来事を共有したり、不思議に思ったことは夏休みの自由研究のテーマとしたりして広げることができたようです。
  

実施後の保護者アンケートでは、「学内で預けることができたので安心した」、「子どもたちが毎日の体験を楽しんでいた」、「今後もこのような学童保育があれば参加したい」という声がありました。しかし一方で、「開所期間や時間を長くしてほしい」、「長時間過ごす子どもたちがリラックスできる部屋を確保してほしい」、「夏季休暇中だけではなく、常時、教職員が子どもを預けられる環境を整備してほしい」などの意見がありました。今後も、このような子育て支援を大学全体の取組として広げていきたいと考えています。