2023年08月21日 10:59
本学は、令和元年度に文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(先端型)」の採択を受け、研究や大学運営における上位職登用に向けた女性研究者の育成と支援をおこなっています。
「女性教員海外調査派遣制度」は、女性教員を対象に、職務を一定期間免除しながら、海外へ渡航し、国際的な研究機関において研究及び組織運営に関する調査に専念できる環境を提供し、係る費用の全額または一部を補助します。なお本事業をとおし、女性教員の研究力向上を支援するだけでなく、将来リーダーとして大学を牽引し得るグローバルな視点を持つ人材を育成し、キャリアアップと上位職登用を目指します。
【申請資格・要件】
本制度を利用できる女性教員は、次の資格・要件を全て満たしているものとします。
(1)准教授・講師・助教の職にあるもの(特任教員及び特命教員を除く)。
(2)本学における在職期間が継続して3年を超えること。
(3)本制度を利用後、5年以上本学で勤務することができること。
(4)所属する部局等の長(所属長)が承諾すること。
(5)海外の教育研究機関等での研究又は学術調査に充てること。
加えて、当該機関において組織運営について学ぶ機会を計画に含むこと。
【制度利用期間中の措置】
(1)本制度の利用が決定された利用者については、本制度の利用期間中その職務の全部又は一部を免除する。
(2)利用者の所属する部局に対しては、本制度利用中の教育に支障のないよう、予算の範囲内において、代替非常勤講師雇用に係る経費
(およそ1科目16回分×4科目以内又は2科目64回分)を措置する。
【補助額等】
(1)制度利用期間中、受入先機関までの往復交通費(鉄道賃、船賃、航空賃及び車賃をいう。)及び滞在費を含め、研究活動のために必要となる
旅行に対し、係る外国旅費として本学の旅費規程に準じ20万円を上限に補助する。なお、その際にかかる経費は精算払いとする。
(2)受入先機関から請求される場合に限り、ベンチフィーとして50万円を上限に補助する。
(3)代替非常勤講師雇用に係る経費は70万円を上限とする。必要に応じて代替非常勤講師を県外から招へいすることも可能だが、招へいに係る旅費
(交通費・滞在費等)は雇用に係る経費上限額に含むものとします。
※ 応募状況や予算に応じ、上記補助額を満たさない場合があります。
※ 本事業による旅費等に不足額が生じた場合、他の研究費等と合わせて利用することができます。
【利用期間】
(1)採択後から令和6年3月31日までの1月以上6月以内の継続した期間
(2)渡航前の準備・調査期間として沖縄県外かつ日本国内での滞在を必要とする場合は、制度で保証する期間の内2週間以内とする。
ただし、その場合は本制度の趣旨に合う滞在期間であることを証明する資料の提示を求められることがあります。
【採択人数】
1名
【申請方法】
本制度の利用希望者の方は、以下の書類を各部局総務担当係まで提出を願います。
各部局総務担当係は、利用希望者から提出された書類を応募締切の期日までにジェンダー協働推進室へ提出してください。なお、申請に当たってはあらかじめ所属する部局内で、職務の代替又は支援措置等を調整してください。
(1)令和5年度女性教員海外調査派遣制度 利用申請書
(2)研究業績【様式1】
(3)受入先機関の内諾を得たことが分かるもの
(4)令和5年度女性教員海外調査派遣制度 所要見込額【様式2】
【応募締切】
令和5年10月10日(火)午後5時必着
【提出先】
ジェンダー協働推進室
※その他詳細については、下記募集要項をご確認ください。
●(募集要項)女性教員海外調査派遣制度
●(申請書)R5年度女性教員海外調査派遣制度
●様式1_研究業績調書
●様式2_令和5年度 海外調査派遣制度 所要見込額