琉球大学ジェンダー協働推進室


【報告】第2回 うないキャリアデザイン・セミナー「レゴ・ブロックで描くキャリアデザイン」を開催しました!

文部科学省科学技術人材育成費補助事業「女性研究者研究活動支援事業」における裾野拡大の一環として、研究職を目指す学部学生と大学院学生を対象に第2回うないキャリアデザイン・セミナー「レゴ・ブロックで描くキャリアデザイン」を開催しました。
本セミナーでは、沖縄県内で唯一の、レゴ・ブロックを使った「レゴ・シリアスプレイ™」のファシリテーターの資格を持つ白井旬氏(NPO法人沖縄人材クラスタ研究会)を講師としてお招きしました。
まずは初めに、白井氏はキャリアデザインとライフデザインを分けて考えること、また自分自身が生きる中で何を大切に思っているのかに気づくことがキャリアを描くときに重要であることをお話されました。続いて、参加型ワークショップとして、受講生は普段の生活の中で「言葉」として意識することの少ない、各々の志やモチベーションの根底にあるものを探るため、レゴ・ブロックで様々なテーマについて表現することに挑戦しました。受講生は4人一組のチームとなり、互いにカタチにしたものを言葉で説明したり、質問を交わしました。チーム内でのコミュニケーションをとおして、受講生たちは次第に自分自身の考えを整理することができたようです。
会終了後のアンケートでは、「自分のライフデザインやキャリアデザインについて今まで考える機会もなかったが、レゴ・ブロックという形で表すことができたのは、これからの生活の原動力になると思う」、「色々な年齢や学部の方と話をしながら考える作業はとても楽しかった」、「自分の考えを視覚的に表現することができて、頭の整理ができた。また、グループの人と話をすることで、新しい視点から自分の本当に思っていることについて考えることができた」などの声が寄せられました。今後も、研究職を目指す若き研究者を応援するため、様々な分野の学生が互いに刺激し合い、交流できる場を作っていきたいと考えています。

初めは、「思い」をどのようにレゴブロックでカタチしたらよいのか戸惑う受講生。

初めは、「思い」をどのようにレゴブロックでカタチしたらよいのか戸惑う受講生。

ウォーミングアップとして、「初恋の人」をテーマに作成しました。

ウォーミングアップとして、「初恋の人」をテーマに作成しました。

作成したレゴ・ブロックを元に、過去・現在の自分について振り返り、語り合います。

作成したレゴ・ブロックを元に、過去・現在の自分について振り返り、語り合います。

最後に、受講生の作品「3年後の自分」と一緒に記念撮影。

最後に、受講生の作品「3年後の自分」と一緒に記念撮影。

◇◇◇開催内容◇◇◇
日時 平成26年2月19日(水)午後1時~5時 (受付 12時半)
場所 研究者交流施設・50周年記念館 2F 交流ラウンジ
対象 学部学生・大学院生等
講師 白井 旬 氏(NPO法人沖縄人材クラスタ研究会

第2回うないキャリアデザイン・セミナー(レゴ 2014年2月19日水)